文系プログラマーズCafe

本当のプロのプログラマーになるための心得

プロとしての心得

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プロとアマチュア

プログラミングは、今や世の中の様々なシステムを動かすために活用されています。小学校の教育にも取り入れられるなど、ネットワーク環境が整備されて、誰もがパソコンやタブレットを持っている時代であるため、そこから自前のプログラミング作成までは、ほんの一歩の距離なのです。従来であれば学生の頃からゲーム作りなどを始めて、我流であってもプログラミングの経験豊富な人が、吾こそはとプログラマーに名乗りを上げるというイメージがありましたが、今では未経験からプログラマーを目指す人も増えています。プログラマーのような、専門的なスキルと知識を求められる職種には、概ね「習うより慣れよ」の言葉が当てはまります。未経験や文系出身ということで、自分自身が不安を覚えて、周囲が優秀に見えるということ、ある程度覚悟しなければなりません。それでも「慣れる」ことが大切であり、最初の差を縮めて追い抜くことは不可能ではないのです。むしろ未経験者であれ文系であれ、趣味ではなく仕事としてプログラマーを選ぶ以上、この「慣れる」期間であっても現場では、プロとしての仕事を求められるという点を忘れないことです。

机上の知識から現場まで

さて社会のIT化が急速に進み、今や誰でもネットワーク環境に高速に安全にアクセス出来る時代になりました。それを陰から支えてきたのは、プログラマー含む様々な立場で活躍するITエンジニア達です。そして将来的に大きなビジネスチャンスを生み出すと予想されるWebサービスの開発を企図する企業が、今や遅しとエンジニアの獲得に乗り出しています。そのためプログラマーも需要に供給が追いつかず、企業によっては未経験者であってもプログラマーとして採用して、自社で研修を受けさせるなどして現場に送り出す例も増えています。ここで理系であれば、これだけコンピュータ全盛の時代であるため、趣味でプログラムを作成してみるという経験があってもおかしくありません。しかし全くの初心者であれば、企業の研修を受けたぐらいでは、現場での作業は覚束ないでしょう。そこは「習うより慣れろ」で、必死になって貪欲に学習を進めることが大切です。プログラミング言語を使いこなせるようになるまでには、人それぞれの時間差があるでしょう。しかしそれはコンピュータに一定の命令を伝えるためのものとして人工的に開発されたものである以上、英語や中国語よりは簡単です。定評のある基本書を片手に、あれこれ自分で手を動かしてみるうちに、なんとなく分かってくるものです。また必要となる知識は、どのような開発に携わるのかといった点から、ある程度絞り込まれます。

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フリーランスの案件探しはネットが主流

フリーランスになっても、インターネットにいつでもどこでも素早くアクセス出来るという大変便利な今の環境は、案件探しに有効です。これまでの営業といえば、人脈から少しずつ仕事の輪を広げるといったものでしたが、ネット上の潜在的なクライアントの数は桁違いです。そこでブログやホームページや専門サイトを上手に活用して、実績をアピールすることは大切です。しかしもっと効率よく仕事を獲得したければ、クラウドソーシングなどを利用したサービスや、求人情報や開発案件の情報を提供してくれる専門のエージェントを利用する手があります。

上流工程で差がつく

プログラミングの基礎を学んで、プログラマーとしての現場経験を積むうちに、最初は未経験から始めても、やがて上流工程を担当するようになるでしょう。プログラミングは慣れれば誰でも出来るようになるものですが、その知識を基に上流工程では、更にコミュニケーション能力が求められます。例えばクライアントから直接要求を聞き取って、正確にそれを汲み取った設計や要件定義が出来なければなりませんが、それは理系よりもむしろ文系が得意とするところかもしれません。相手の立場を想像して上手に情報を聞き出す技術や、相手に分かりやすく伝える技術が必要になるのです。

独学か学校か

プログラマーを目指してプログラミングの基礎を学ぼうという場合、独学でやり通す覚悟を固めるのは並大抵のものではありません。初心者向けの定評のある書籍も出回っており、ネット上にも情報は溢れていますが、そもそもふさわしい学習環境を整えなければなりません。そして疑問を解消するための検索方法を知らなければ歯が立ちませんし、躓いても自力で起き上がらなければなりません。その点学校に通えば、カリキュラムに沿って無理なく学習出来るように指導してもらえますし、共に頑張る友人も出来て、実践向けではなくても様々な経験も出来ます。