プログラマーとして成長したらフリーランスで大きな飛躍を
- 文系プログラマーズCafe - トップ
- >
- 文系プログラマーとして稼ぐには
- >
- フリーランスで大きく稼ぐ
コンピュータが今や一般にも広く普及し、ネットワーク環境がグローバルに整備されつつあることを受けて、エンジニアの需要は供給が追い付かないほどです。そこで売り手市場であるエンジニアには、多様な働き方を選ぶチャンスが生まれています。会社勤めであっても昨今は、フレックスタイム制や自宅勤務が可能な企業も増えている一方で、エンジニアといえば連日深夜に及ぶ残業と休日出勤が当たり前といわれるように、長時間労働を強いられる環境にあります。その点同じ実力であればフリーランスになって、会社勤め以上の高収入を手にすることも大いにあり得ます。もちろんそのためには、一人で仕事を勝ち取るだけの、実力の裏付けが必要なことは言うまでもありません。IT分野では技術革新のスピードが殊の外速く、流行廃れも激しいのが特徴です。そのため新しい技術や知識を常に仕入れて、時流に乗り遅れない努力は欠かせませんし、自分の手札を増やすためにも、好奇心旺盛に周辺分野の研究を怠らないことも大切です。その一方で今では誰もがアイデア次第で、大きく稼ぐことが出来る世の中です。それはインターネットの普及に拠るところが大きいのですが、例えば自分が欲しいと思って作った便利ツールやソフトを、ネット上で売ることも簡単なのです。
しかし仮に会社勤めを辞めてしまえば、当然の如く享受してきた福利厚生や様々な生活保障を捨てることになります。フリーランスになれば、良くも悪くも自分次第であり、すべてを基本的には自分でこなさなければなりません。仕事が勝手に舞い込むほどの実力と才能があれば言うことなしなのですが、多くの場合には人脈や営業を通じて仕事を獲得する努力が必要です。そればかりではなく経営者として資金繰りに奔走したり、税務申告や報酬の交渉など、雑務に追われることにもなります。もちろんこれらはそのための人を雇って任せることも出来るのであり、懐具合と相談の上、任せた方が本業に集中出来て、結果的には収入が増えるという計算もあり得ます。また不足がちなエンジニアを市場に円滑に供給すべく、専門のエージェントが求人情報や開発案件の情報を提供するサービスなどを展開しており、フリーランスであっても大きなプロジェクトに参加することが出来るチャンスを掴む可能性があります。もちろんクライアントの求めるレベルが高まっているのは事実ですが、エンジニアの活躍する場面は幅広いため、案件によってはそれほど高度のレベルを求めないものもあるのです。そのため未経験からプログラマーとして雇われることも条件次第で可能であり、数年の経験を経てフリーランスになる例も増えています。
フリーランスになっても、インターネットにいつでもどこでも素早くアクセス出来るという大変便利な今の環境は、案件探しに有効です。これまでの営業といえば、人脈から少しずつ仕事の輪を広げるといったものでしたが、ネット上の潜在的なクライアントの数は桁違いです。そこでブログやホームページや専門サイトを上手に活用して、実績をアピールすることは大切です。しかしもっと効率よく仕事を獲得したければ、クラウドソーシングなどを利用したサービスや、求人情報や開発案件の情報を提供してくれる専門のエージェントを利用する手があります。
プログラミングの基礎を学んで、プログラマーとしての現場経験を積むうちに、最初は未経験から始めても、やがて上流工程を担当するようになるでしょう。プログラミングは慣れれば誰でも出来るようになるものですが、その知識を基に上流工程では、更にコミュニケーション能力が求められます。例えばクライアントから直接要求を聞き取って、正確にそれを汲み取った設計や要件定義が出来なければなりませんが、それは理系よりもむしろ文系が得意とするところかもしれません。相手の立場を想像して上手に情報を聞き出す技術や、相手に分かりやすく伝える技術が必要になるのです。
プログラマーを目指してプログラミングの基礎を学ぼうという場合、独学でやり通す覚悟を固めるのは並大抵のものではありません。初心者向けの定評のある書籍も出回っており、ネット上にも情報は溢れていますが、そもそもふさわしい学習環境を整えなければなりません。そして疑問を解消するための検索方法を知らなければ歯が立ちませんし、躓いても自力で起き上がらなければなりません。その点学校に通えば、カリキュラムに沿って無理なく学習出来るように指導してもらえますし、共に頑張る友人も出来て、実践向けではなくても様々な経験も出来ます。
文系大学卒業後、営業職を経てプログラマーに転身し、現職はプロジェクトマネージャーとして働いています。
