文系プログラマーズCafe

これらのことが苦にならなければ活躍できる可能性は十分にある

文系プログラマーにはどんな人が向いているのか

文系プログラマーにはどんな人が向いているのか

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ものづくりが好き

ものづくりというと、いろいろな素材を使って実際に作品を組み立てることをイメージします。しかし、実体がなくてもものづくりの特性を活かせるのがプログラミングなのです。プログラミングでは、仕様や設計にもとづいて、システムが正常に作動するようにコードを書いていきます。システムというものづくりに携われるのが、プログラマーの仕事です。何かを組み立てていくときと同じように、今の状態からどんなコードを書いていけばいいのか、常に頭に描きながらプログラミングを行っていきます。現場のプログラマーたちに喜ばれるのは、「ものづくりが好き」「ものづくりをしたい」という思いを持つ人材だといえます。プログラマーが活躍している現場では、このような気持ちが強い人であれば、理系であっても文系であっても歓迎される傾向です。工作をするときとプログラミングは、考え方や頭の使い方に大差がありません。コツコツと何かを作り上げていく工程に楽しさや喜びを見いだせるなら、文系プログラマーとしての道が拓けるはずです。

粘り強く取り組める

プログラマーとして活躍するためには、論理的思考力や想像力などさまざまなスキルが必要とされます。また、IT業界は日進月歩の業界であり、昨日までは当たり前だった技術が今日もしくは明日には更新されることも珍しくありません。技術やこれまでの常識の変化に多少戸惑うようなことはあっても、ネガティブに捉えない気持ちが大切です。常に学習して新たな技術を習得することや、知識のアップデートに対して粘り強く向き合える姿勢は、プログラマーとしての道を歩むうえで不可欠だといえます。ルーティンではなく、変化に都度追いつくための粘り強さは自分のなかに備えておく必要があります。プログラミングをしていると、入力したコードにエラーが生じることも多々あります。システムエラーはよくあることなので、「ミスをしてしまった」と受け取って毎回落ち込んでいてもプログラマーは続けられません。納品後にエラーが頻発すると、クライアントとの信頼関係が損なわれてしまいます。それを防ぐために納品前に繰り返し入念にチェックすることも、プログラマーの重要な仕事の一つです。

学ぶ意欲がある

プログラマーとして活躍し続けるうえで、理系・文系を問わず学ぶ意欲は必要です。常に新たな技術が誕生するIT業界では、粘り強く取り組む姿勢とともに学ぶ意欲も求められます。前線に立ち続けるプログラマーは、新たな技術や変化を常に受け入れて追いつく努力を怠らない人ばかりです。プログラミングに必要とされる論理的思考力は理系の方が得意な人が多いといわれますが、たとえスタート地点で少しばかり差があったとしても後々は学習意欲で差を埋めることは可能です。進化し続ける常識と技術を常に理解し追いつく意欲が、現場で長く活躍するために欠かせないのです。粘り強く取り組む姿勢があっても変化を嫌う場合、プログラマーとして働き続けることに苦痛を感じる原因になりえます。変化をいとわず、新たなことに積極的にチャレンジしたいという気持ちも大切になるでしょう。その積極性や好奇心も、新たな技術を学ぶことにつながります。

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フリーランスの案件探しはネットが主流

フリーランスになっても、インターネットにいつでもどこでも素早くアクセス出来るという大変便利な今の環境は、案件探しに有効です。これまでの営業といえば、人脈から少しずつ仕事の輪を広げるといったものでしたが、ネット上の潜在的なクライアントの数は桁違いです。そこでブログやホームページや専門サイトを上手に活用して、実績をアピールすることは大切です。しかしもっと効率よく仕事を獲得したければ、クラウドソーシングなどを利用したサービスや、求人情報や開発案件の情報を提供してくれる専門のエージェントを利用する手があります。

上流工程で差がつく

プログラミングの基礎を学んで、プログラマーとしての現場経験を積むうちに、最初は未経験から始めても、やがて上流工程を担当するようになるでしょう。プログラミングは慣れれば誰でも出来るようになるものですが、その知識を基に上流工程では、更にコミュニケーション能力が求められます。例えばクライアントから直接要求を聞き取って、正確にそれを汲み取った設計や要件定義が出来なければなりませんが、それは理系よりもむしろ文系が得意とするところかもしれません。相手の立場を想像して上手に情報を聞き出す技術や、相手に分かりやすく伝える技術が必要になるのです。

独学か学校か

プログラマーを目指してプログラミングの基礎を学ぼうという場合、独学でやり通す覚悟を固めるのは並大抵のものではありません。初心者向けの定評のある書籍も出回っており、ネット上にも情報は溢れていますが、そもそもふさわしい学習環境を整えなければなりません。そして疑問を解消するための検索方法を知らなければ歯が立ちませんし、躓いても自力で起き上がらなければなりません。その点学校に通えば、カリキュラムに沿って無理なく学習出来るように指導してもらえますし、共に頑張る友人も出来て、実践向けではなくても様々な経験も出来ます。